聖書箇所:マルコ書14章1節~11節

三つの種類の人たちが登場します。

一つ、純粋な心で仕える人。このような人は心に感動があれば、素直に従う人です。何か頭を使って意図しません。イエス様に香油を注ぐことで、褒められることを願いません。それで、イエス様は、一層、彼女のことを褒め、また、恵みを与えられているのではないかと思います。

二つ、純粋な心で行う人のことに腹が立つ人。 このような人は、自分ができないのに、人がやるのを見ると焼きもちを焼きます。それで、香油を売り、貧しい人たちに施しをした方が良かったではないかと言います。なるほど。妥当な話に思われることを言いますが、実は、自分ができないから、あなたもやらないで…と言う心でしょう。純粋な心をそのまま受け入れれば良いのに、それが出来ないねじれた心が問題です。感動を受けて一緒にやれば良いのに…。

三つ、イスカリオテユダのように弟子と言う名があって、人たちの前では、正しく偉そうな顔をするのですが、裏心では裏切り、悪口をふらす人たちです。イエス様と共に働くように見えますが、人をだます人です。

しかし、この三つの種類の人たちの姿が、すべて私たち自分の中にあると言うのを認めざるを得ません。人のことを指摘するのではなく、自分自身を顧みましょう。

雨の音が涼しく感じられる良い朝です。今日も勝利しましょう。