1サムエル9:1-14

今日の御言葉を読んでいると、面白い所が見つかります。父は雌ロバを数頭失くします。息子は探しに行きましたが見つけられませんでした。それで、あきらめて家に帰ろうとしました。サウルのしもべは預言者のところに行くように勧めましたが、サウルは捧げ物を持っていませんでした。始めから、すべて否定的な単語が並べられています。何か、計画通りにいかない感じです。

しかし、サウルのしもべは1/4のシェケルの銀を持っていました。預言者に会いに行く道で水を汲みに出て来た娘たちに出会います。彼女たちは、ちょうど預言者がいけにえを捧げにその日に来られた。すぐ上って行けば会えると言うのです。それで、サウルが登っていき、町に入りかかった時、ちょうど出て来るサムエルに会うのです。これで今日の御言葉の箇所が終わります。今回は、すべて肯定的な単語が並べられています。

結局、すべてがサウルとサムエルが出会うことに話が進行して行きます。雌ロバがいなくなり、探せなかったことがきっかけになって、サムエルのところにまでたどり着くのです。まるで、だれかの計画の通りに展開していくようです。世の人たちはこれを偶然と言います。しかし、私たちは、神様の計画、摂理と言います。つまり、私たちの人生のすべてが神様の御手の中にあることを告白します。なので、目の前に良くないことが起こったことで落胆する必要はありません。そのことを通して、別の新しい門を開いておられる神様を信頼し祈りましょう。

失敗は終わりではありません。自分が願う通りにならなかったとしても、それを通して他のチャンスを許される神様を信じるからです。それで、わたしたちは「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。」と言う御言葉を良く知っているのです。どのように感謝が出来るでしょうか。失敗を通して、塞がれた門を通して、新しい門、新しいチャンスに導かれることを信じるからこそ感謝が出来るのです。そのために、私たちは祈らなければなりません。

今日の一日も、自分の計画通りにならなかったとしても、神様に信頼を置き、感謝しつつ喜んでいましょう。